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Nitten

第40回日展のこの地方の巡回展、
日展東海展が開催されています。
愛知県美術館ギャラリーです。
お近くにいかれましたら、お立ち寄り下さい。

久しぶりに、女性立像、等身の"ひとがた"を
出品しています。

「雲のきざはし」  ギガタカコ


1/21(水)〜2/15(日) 10:00〜18:00(入館17:30) 金曜日〜20:00(入館19:30)
(休館日 1/26(月)2/2(月)2/9(月))
by i-sekkei | 2009-01-25 20:48 | くらしとかたち | Comments(0)

あけましておめでとうございます

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昨年はみなさまのおかげで、「東の南House」が
第40回中部建築賞・特別賞を頂くことができました。
これからも心地のいいすまいをつくり続けたいと思います。

かれこれ20年ぐらい前にこの世界に入った時、住宅作家という言葉にあこがれ、
M&N設計室の益子義弘氏、永田昌民氏の作品を見てこんな住まいをつくりたいと思いました。実は事務所の名前もこちらから使わせてもらいました。
今も絶えず考え続けている言葉、頭のすみにはいつもこの想いがあります。

益子義弘さんの一文から、

「一軒の家の設計がひとつの家族のためのものである以上、もしも関わりあう人々の数の多さが社会をよく代弁するのであれば、ぼくらの仕事は社会とは無縁の存在であるかという煩問はいつもぼくら自身の中にある。建築の社会性やぼくらの職能的な役割を自問するとき、一軒の家はその量的な対比において明らかにあまりに小さな存在である。けれども一方では、一軒の家がそれぞれの個別的な生に基づいており、また、社会はその個別的な生のあつまりとして見据えて行くべきだという確信がある。 ”たしかにそこにひとつの生活がある” という事実は、ぼくらを勇気づける」
(『住宅建築』1977年11月号/M,NからM&Nへの歩み……家を超えた存在に向けて)

「住まうものとつくるものとの間、設計という予定的な行為と生活の経験的な世界との間、そこには何らかのズレが起こりうることは確かである。 けれどもこのジレンマを絶えずかかえつつ、尚生活のさまざまな脈絡を見つめて行くこと、こうした生活行為と場所の関係を通して生き生きとした生活の場としての家のあり方をとらえて行くこと、それがぼくらの仕事なのだと考える。  それが多くの場合、一定の美的な秩序に至らないとしてもである。」
(『住宅建築』1977年11月号/生活に深々と侵蝕された家が好きだ……家を超えた存在に向けて)

そこに住まう人たちのくらしをうつしだす物語りのある家づくり。
そしてそれらがひとつのかたちとなり、風景となるように。
これからも、揺るぎないスタンスを持ち続けたいと思います。
そして今ひとつ初心に戻り努力していきます。

今年もよろしくお願いします。
    
                I 設計室  伊藤嘉浩
by I-SEKKEI | 2009-01-01 16:12 | Comments(0)