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焼成して仕上げる陶の作品は、
制作の前に、土を錬ります。
蕎麦や和菓子づくりの時と同じ、菊ねりです。
くるくると単調な作業の繰り返しは、
気持ちが落ち着きます。
たくさんの土を錬る時は、土錬機<ドレンキ>
を使いますが、少しの時は手錬りです。
気のせいか、手で錬る方が、粘りが強くて、
扱いやすいように思います。
伝わる手のぬくもりや、呼吸のリズムで、
土の成分の何か、その結びつきが強くなる…
と信じているのですが・・・。

写真は、白山土という土です。
砂の混じったような荒い土で、
粘土の時は濃いグレーですが、
焼成後は、白くて、手で触れると
ざらざらしています。
何も色を着けない、そのままの白が
美しい土です。
・・・・・・・・・・・・・・・・ by clay
by i-sekkei
| 2006-05-02 19:38
| くらしとかたち
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I設計室の徒然
by i-sekkei
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